カフェインのメリットとデメリット

こんにちは！
うえはら整体院です。

あなたは、普段コーヒーやお茶などのカフェイン飲料を飲んでいますか？
そして一日に何杯飲んでいるでしょうか？

今回の投稿では、カフェインのメリットとデメリットについてお話していきます。
どんなものにもいい面とそうでない面は必ずあり、カフェインに関しては飲む量で変わってくると僕は考えています。

カフェインはどのくらいなら、恩恵を受けれるのか？
逆に悪影響が出始めるのはどのくらいから？

そういった疑問を解決できるブログになっています。
身体の痛みとも関連してくるカフェインを、上手に生活に取り入れる方法をお伝えします。

と一度でも思ったことがある方は、ぜひ最後までお読みください！

カフェインと体の疲れ

人の身体は、疲労が蓄積するとアデノシンという物質が増えてきます。
このアデノシンが、アデノシン受容体という場所にある一定量くっつくことで脳は、自分の体が疲れたと認識して身体の疲労を感じる仕組みになっているそうです。

このアデノシンと形がよく似ているのが、カフェインだといわれています。
コーヒーなどのカフェイン飲料は、覚醒作用といって体を興奮させる働きがあります。

これは、カフェインがアデノシンと形が似ているためアデノシン受容体にくっつくことができるからといわれています。
カフェインを摂取すると、体内ではアデノシンが増えているはずなのにアデノシン受容体にくっつくことができなくなります。
その結果、脳は全然疲れていない！と勘違いしてしまうんです。

カフェインを３杯以上摂っている人は、この働きが強く出てしまうので疲れは感じていないけど、実は疲労は確実に蓄積していっている状態なんです。

カフェインの恩恵

ここまでの話を聞くと、カフェインは身体によくないものという認識を持ってしまうかもしれません。

そうではないんです。
これは体質もあります（カフェイン感受性の違い）ので絶対ではないですが

１日３杯以上飲むか、１～２杯飲むのか？で変わってきます

・１日の摂取が、１杯～２杯の場合（100～200㎎）
集中力アップ、眠気の消失、疲労感減少など日中の活動をサポートしてくれる働きがあります。

・３杯以上飲んでいる場合（300㎎以上）
興奮作用が過剰に働き始めます。
身体への負担が強くなり、平常度の低下（交感神経過緊張）、不安感や不穏感の上昇、疲労の蓄積が起こり、落ち着きを失い日中のパフォーマンスに影響が出てきてしまいます。

※ダークチョコも100グラム中に約80㎎入っています
　コーヒーだけでなくダークチョコの食べすぎにも注意が必要です！

カフェインと身体の痛み

当院に来院される身体の痛みなどの不調に悩んでいる方は、カフェインを摂りすぎている傾向にあります。

カフェインには、利尿作用があり脱水を起こしやすくなります。
脱水を起こすと体が酸素不足になります。
酸素不足は、身体の痛みを引き起こしてしまいますので身体の不調を改善したいのであれば、カフェインの摂取は控えめにするべきです！

また、交感神経優位にしてしまうため、身体の痛みに敏感になってしまいます。

まとめ

以上、カフェインについてお話してきました。

カフェインは、出来れば１日１～２杯程度に抑えてもらうことでメリットを得られるかと思います！
ただ、カフェインを減らすことがなかなかできない方も中にはいます。

お仕事が繁忙期でどうしても睡眠時間を削らないといけない
貧血があり、エネルギーを上手に作り出せない人
耐糖能異常で低血糖を起こしやすい人

そういった方は、まずはカフェインが必要な環境や体質改善をしていくことが重要になってきますね！

このブログを読んで、少しでもカフェインについての知識を身に着けて、摂取について考えて行動していただけると嬉しいです！
最後までお読みいただきありがとうございました。