「畑仕事の後に坐骨神経痛？」原因は意外な場所にありました

こんにちは！
うえはら整体院です。

先日、畑仕事をした翌日から
「お尻から足にかけて痺れるような、なんとも言えない変な感覚がある」
という症状で当院を訪れた方がいらっしゃいました。

ご本人は「坐骨神経痛かもしれない」と心配されていました。

皆さんも、同じような経験はありませんか？
もしかしたら、同じような原因が隠れているかもしれません。

もしかして、私もそうかも。
と思う方は、最後まで読んでくださいね！

原因は“お尻の横の小さな筋肉”だった

検査を進めていくと、お尻の真横にある「小殿筋（しょうでんきん）」という筋肉が、非常に硬くなっていることがわかりました。

さらに筋力テストでは、痛みのある足にまったく力が入らない状態。
そして小殿筋を押してみると… まさに患者さんが感じていたお尻から足にかけての痛みが再現されたのです。

トリガーポイントとは？

このように、症状が出ている場所とは一見無関係な筋肉が原因で、痛みやしびれが出ることがあります。
これは「トリガーポイント」と呼ばれる、筋膜の中にできる“しこり”のようなものが影響しています。

トリガーポイントは、神経ではなく筋肉のコリが神経を刺激して、別の場所に痛みを飛ばす特徴があります。

小殿筋をほぐすと、症状がスーッと軽くなった

硬くなった小殿筋を丁寧にゆるめていくと、 患者さんは「足にかけての痛みが軽くなってきた」と実感。
施術後に立ち上がってみると、なんと 来たときの症状が消えていたのです。

坐骨神経痛のようで、実は違うケースも多いです

今回のように、坐骨神経痛とそっくりな症状が出る「小殿筋性坐骨神経痛」はよくあるケースです。
痛みの原因が、実は“神経”ではなく“筋肉”だったということは珍しくありません。

どこへ行っても良くならない方へ

「坐骨神経痛だと思っていたけれど、何をしても改善しない」 そんなお悩みをお持ちの方は、一度“筋肉由来の原因”も疑ってみる必要があります。

当院では、丁寧な検査と触診で“本当の原因”を見つけ、根本的な改善を目指しています。
もしあなたやご家族が、慢性的な痛みや違和感に悩んでいるなら どうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。