しつこい首の痛みや頭痛に悩んでいませんか?
実は長く悩んでいる人ほど、ストレスや低血糖から来る食いしばりの影響があるかもしれません。
この記事では、食いしばりによる首痛が起こる仕組みや、食いしばりを引き起こす低血糖についての解説をしています。
低血糖を起こしていることが首痛の原因であるケースは本当に多いんです。
当院がお伝えする低血糖対策を実践することで、薬漬けの毎日だった方が頭痛薬から解放されたり、首が楽になったりとたくさんの結果が出ています。
できる限りわかりやすく、低血糖がどうして食いしばりを引き起こすのか?そしてどのように首こりや頭痛につながるのか?
を解説しています。
もし、なかなか改善しない首痛や頭痛の原因がわからず悩んでいる方は読んでみてください。
上原先生、こんにちは。
哲子さん、こんにちは!
なんだか元気がなさそうですね。
なにかお悩みですか?
はい、実は首の痛みがなかなか取れなくて悩んでいるんです。
そうなんですね。
いつ頃からですか?
これは、何年も前から悩んでいます。
そうなんですね、、、
頭痛はありますか?
首や肩のコリがひどくなると頭痛が出ることもあります。
夜中も頭痛で目が覚めることがあります。
そういったときは薬を飲みます。
枕があっていないのでしょうか?
昼間も首の痛みや頭痛は出るんですか?
そうですね。
昼間も出てきます。
哲子さんは、食いしばっていることってありませんか?
食いしばりは、よくしてますね。
もしかして、、、
そのもしかしてです!
食いしばりの影響があるかもしれません!
食いしばりが関係しているんですか?
食いしばりと首の痛みについて説明しますね!
食いしばりと首の痛みについて
首の痛みに悩んでいる方を臨床でよく見ますが、食いしばりやTCHといって上の歯と下の歯をあてる癖など噛み癖がある方が多くみられます。
食いしばりが長時間続くと少しずつ首の筋肉が緊張していき、慢性化することで首の痛みとなって現れます。
もともと、何かに集中するときや頑張っているときなどストレスがかかるときは、食いしばるのが普通です。
そのストレスが消えてしまえば、食いしばらなくなりますので本来は食いしばること自体に問題はありません。
ただ、長期化したストレスにさらされ長時間の食いしばりが強要されることで食いしばることが癖になってしまうことがあります。
こうなってしまうと常に食いしばっているので、首の筋肉の緊張が強く整体などを受けたとしても首の痛みがなかなか改善せず、繰り返してしまうことになります。
食いしばりをすることは悪いことではないけど、長時間食いしばることで身体へ悪影響が出てきます。
食いしばる原因を見つけて対処することで結果的に首の痛みの改善につながると考えられます。
食いしばりの原因
食いしばりの原因のほとんどは、ストレスです!
ストレスといっても様々なストレスがあります。
ストレスは、自律神経の交感神経という体を頑張るモードに切り替える神経を活性化します。
歯科の先生が、顎関節症の50%は食いしばりが原因で起こる。
食いしばりやTCHの原因のほどんどは、交感神経優位症である。
ととあるセミナーで話していました。
ここから考えると食いしばりを起こす交感神経を優位にしてしまうストレスを減らすこと!
これが解決策になりそうですね。
なんだが首の痛みの原因がわかってきた気がします!
自分でできるストレスケア
ここからは、哲子さん自身でもできるストレスケアをお伝えします。
よろしくお願いいたします!
ストレスといっても原因はさまざまです。
・人間関係
・健康問題
・環境問題
・栄養問題
・精神的なもの
ストレスは上げたらきりがありません。
そこで今回は、栄養についてのストレスケアをお伝えします。
栄養とストレス?
ってなりますよね(笑)
栄養状態が悪いと人の身体は飢餓状態と判断し様々な反応を出します。
その一つが食いしばりなんです。
へぇ~(笑)
特にストレスを感じさせ交感神経を優位にしてしまうものが低血糖です。
低血糖が起こると、脳の栄養であるブドウ糖が少なくなり脳の栄養不足が起こります。
すると体は、飢餓状態だと判断して血糖値を上げるためのホルモンを分泌します。
そのホルモンの一つにアドレナリンがあります。
アドレナリンは、交感神経を刺激するホルモンであり別名怒りのホルモンともいわれています。
交感神経が活性化されることで、筋肉の緊張が強まり食いしばり、長期化することで首の痛みにつながるということになります。
つまり、首の痛みの解決に低血糖対策が有効だということなんです。
ちなみに哲子さんは、こんな症状は出ることはありませんか?
低血糖を起こしているサイン
・甘いものをやめられない
・食後の異常な眠気
・顎関節症
・急激な疲労感
・夜中になぜか目を覚ます
・頭痛
・わけもなく不安感や焦燥感にかられる
食後眠くなったり、目を覚ましたりはよくあります!
これも低血糖の症状なんですね。
そうすると夜中の頭痛も夜間低血糖の影響があるかもしれませんね!
対策を一緒に考えていきましょう!
やってみよう!低血糖対策
低血糖を起こさないようにすること自体はとても簡単です。
血糖値が下がらなければいいので、こまめに食べることが低血糖対策になります。
哲子さんは間食でよくお菓子を食べますか?
はい、小腹がすいたり頭をシャキッとさせたいときに食べたりします。
では、そのタイミングでお菓子ではなくタンパク質を食べるようにしてみてください。
そのほかにも食べるタイミングと量があります。
補食とは、一日3食の食事以外で食べる食事のことです。
お菓子を食べる方が多いですが、その糖の影響で低血糖を起こしていることがあります。
補食で低血糖対策をするには、お菓子ではなくタンパク質や低糖質のものを使いましょう。
やり方
朝ごはんとお昼の間、お昼と15時の間、15時から夕飯までの間、寝る前に補食を摂ります。
量は1口で終わるくらいの少ない量で十分です。
おすすめ補食
鰹節を混ぜた一口おにぎり
ゆで卵3分の1
ちくわ
チーズ
大豆
などタンパク質や低糖質のものがおすすめです。
ポイントは、食べ過ぎないこととこまめに食べることです。
低血糖対策をやってみてください。
それで、首の痛みや頭痛が劇的に減るようであれば血糖維持できるような身体づくりをすることで根本的に首痛や頭痛を改善できますよ!
ありがとうございます!
頑張ってやってみますね!